DIG税理士法人(旧社名:税理士法人アーリークロス/本社:福岡市中央区/代表社員:小西慎太郎、以下「当法人」)は、熊本学園大学大学院会計専門職研究科 新改敬英研究室との産学共同研究を開始したことをお知らせいたします。
本研究では、当法人のクライアント様のご協力のもと、中小企業における「両利きの経営(※)」に関する実践事例を収集・分析し、管理会計の観点からその方法論の確立を目指しています。
※両利きの経営=既存事業の強化と新規事業の立ち上げを両立させる経営
背景と目的
ビジネス環境の不確実性が増す中で、既存事業における競争優位の維持可能期間が短くなっています。そのような状況において必要なのは、既存事業を着実に成長させながら新規事業を創造・育成していくことです。これは「両利きの経営」として概念化されています。
これまで「両利きの経営」についての学術研究は大企業が対象となっており、経営資源の限られた中小企業における方法論はいまだ確立されているとはいえません。特に、事業計画や予算、業績評価など、管理会計領域を中心とした会計的なアプローチについては有効な方法論がまだ存在しません。
本研究では、当法人が支援する企業のうち事前にご了解いただいたクライアント様(以下、「協力先企業」)を対象に管理会計の観点から中小企業における「両利きの経営」の実践プロセスを可視化・モデル化し、最終的には協力先企業をはじめとする中小企業の経営改善、税理士法人としての支援手法の進化、学術的知見の深化という三者それぞれにとっての価値につなげていきます。
なお、本研究は熊本学園大学 大学院会計専門職研究科 新改敬英教授と関西学院大学 商学部 吉川晃史教授との共同で行われ、共著で発表されます。
今後の展開
本取り組みは、複数の協力先企業との連携を通じて継続的に展開して参ります。
協力先企業には、研究フィードバックの提供や当法人の支援ノウハウの共有など、実務的なメリットも還元される設計としています。
DIG税理士法人について
税務・労務顧問をはじめ創業支援から相続・事業承継、これに伴う不動産売買、税務・労務業務のDXサポートおよび経営コンサルティング、人材紹介および組織構築、Webサイト制作運用まですべての経営ニーズに対応する総合型会計事務所グループです。平均年齢34歳のスタッフがホスピタリティ高く、スピード感をもってご対応し、お客様のあらゆる経営課題を親身に解決します。
社名 :DIG税理士法人(2025年5月に税理士法人アーリークロスから社名変更)
本社所在地 :福岡市中央区天神4丁目3-30 天神ビル新館
拠点所在地 :東京・大阪・奈良・北九州・鹿児島・那覇
代表社員 :小西 慎太郎(公認会計士・税理士・宅地建物取引士)
法人設立 :2018年10月
従業員数 :グループ総勢156名(2025年5月1日時点)
コーポレートサイト:https://dig-group.co.jp
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