税務コンサルティング部
K.N.(2023年入社)
西東京市出身。明治大学を卒業後、新卒で九州の建設会社に就職。2年間経理業務に従事し、2023年4月にDIGへ転職。税務オペレーション部で約2年間勤務した後、2025年6月より税務コンサルティング部に異動。
入社後は税務オペレーション部配属で、主に経理入力と申告書の作成を担当していました。
税務オペレーション部では、短期間で3つの課を経験しました。そのおかげで、多岐にわたる業種の経理業務に携わることができ、いろんな上司の方やプレイヤーの方と協働できたことは、私にとって非常に刺激になりました。
現在は税務コンサルティング部に部署異動(キャリアチャレンジ制度を利用)をし、主にクライアント対応を担当しています。
具体的な業務は、会計報告、決算報告、納税予測といった基本的な税務業務に加え、日々の会計処理や経営に関する幅広いご相談を受けながら対応しています。クライアントの「お困りごと」を丁寧にヒアリングし、その課題解決に向けて伴走することを最も大切にしています。
入社当初から、将来は税務コンサルティング部でクライアント対応に携わりたいという明確な目標がありました。
しかし、当時の私には会計業務や税務の実務経験がなかったため、まずは基礎を固める必要があると考えました。そこで、税務オペレーション部で経理入力や申告書作成といった実務を経験することを選びました。
また、これは税理士試験の勉強と仕事を両立しやすい環境を考えた結果でもあります。
オペレーション部で約2年間の実務経験を積むとともに、税理士試験でも2科目に合格することができました。これを機に、次のステップへ進むため、社内のキャリアチェンジ制度を活用し、念願だった税務コンサルティング部への異動を志願しました。
異動にあたっては、法人成りシミュレーションのロールプレイング課題が与えられました。
実際にシミュレーションを行い、その結果を部長と課長の前で報告するというプレゼンテーション形式のロールプレイを実施しました。その後、改めて税務コンサルティング部の部長と課長との面接を経て、正式に異動が決定いたしました。
※異動の課題は部署、個人のスキルや経験によって異なります。
異動してまず実感したのは、業務の性質がまったく異なるということです。
税務オペレーション部では、会計入力や申告書作成といった「数値を固める」作業が中心でしたが、税務コンサルティング部では、その数値を活用し、お客様へ価値を提供する「伝える・提案する」仕事が求められます。
業務面では、お客様対応が主になったことで、以前よりも一日のスケジュールが予測しづらくなったのは事実です。しかし、直接お客様と対話する機会が増え、コミュニケーション量が格段に増加したことが、非常に大きな刺激になっています。時間があっという間に過ぎる感覚です。
学びとしては、求められる知識の幅が大きく広がったことです。税務や会計の専門知識はもちろん、経営、労務、そして人との関わり方など、あらゆる分野の知識が必要だと痛感しています。日々が学びの連続であり、それが自分自身を成長させてくれていると感じています。
当社の文化として、まず「やってみよう」という挑戦を後押しする雰囲気があると感じています。
入社して間もない頃から申告書作成を任せてもらえたり、異動後すぐにクライアント対応を担当させてもらえたりと、実践の中で学ぶ機会が非常に多い環境です。これは私にとって大きな成長のきっかけになっています。
また、周囲のサポート体制が充実しているため、安心して挑戦できるのも大きな魅力です。困ったときには上長や同僚がすぐに相談に乗ってくれますし、忙しい時期でもお互いにフォローし合う文化が根づいているのは本当にありがたい点です。
教育体制については、基本的に「OJT(On-the-Job Training)でやりながら覚える」スタイルですが、最近はマニュアルの整備も進んでおり、経験と体系的な学習の両面からサポートされていると感じています。
会社の中で、「この分野ならこの人に任せよう」と言ってもらえるような専門領域を確立することが当面の目標です。
現在、自分の強みをどの分野で伸ばしていくか模索している段階ではありますが、まずは一つでも誰にも負けない知識と経験を積み上げ、社内で頼られる存在にることが目標です。
また、税理士資格の取得も引き続き目指していきます。今後は、大学院への進学も視野に入れ、さらなる専門性を高めていきたいと考えております。
KEEP INNOVATING